整形外科のご案内
1.整形外科では入院が必要な高齢者の腰椎圧迫骨折、肩関節骨折、骨盤脆弱性骨折、腰椎椎間板ヘルニア、腰部脊柱管狭窄症のみならず、手術が必要な大腿骨転子部骨折や大腿骨頸部骨折、橈骨遠位端骨折、肘関節周囲骨折、また青壮年の前十字靭帯断裂や半月板断裂にも対応しています。
当院の検査機器の特徴として、高性能のMRI(1.5ステラ)、CT(64列)が完備されており、骨折部位の早期診断や3D-CTを活かした骨折部位の正確な形態描写、椎間板ヘルニアや関節内病変の早期診断に貢献しています。すなわち、レントゲンでは診断のつかない新鮮な脊椎圧迫骨折や椎間板ヘルニアの有無、肩、膝、股関節内のリアルな病変(骨嚢胞や関節列隙の狭小化、半月板断裂の有無)を早期に見つけることが出来ます。
手術は毎週火曜日に施行され、執刀は産業医大からの派遣医が担当していますが、必要に応じて産業医大整形外科に紹介することも可能です。
⒉ 高齢者の代表的な慢性疾患として、変形性膝関節症や肩関節周囲炎が挙げられますが、当院では定期的に関節内へのヒアルロン酸注入を行っています。骨粗鬆症治療にはDEXAを用いて半年ごとの骨密度測定を行い、患者様ごとのオーダーメイド治療が順調に行われているかどうかを確認しています。
3.変形性股関節症に対しては人工股関節置換術をお勧めする前に、保存治療としてのJiggling(貧乏ゆすり体操)をお勧めしています。約30年の経過観察では体操を実施した患者様の約30%に股関節面の開大が観察され、関節軟骨の再生が期待される結果を得ました。変形性股関節症でお困りの患者様は一度、ご相談ください。
担当医師
整形外科部長
木下 斎 キノシタ ヒトシ
久留米大学
人に優しく、自分に厳しく。
- 専門分野
- 整形外科 股関節
- 認定資格・所属学会
- 日本整形外科学会専門医
非常勤
村田 洋一 ムラタ ヨウイチ
産業医科大学
非常勤
西村 春来 ニシムラ ハルキ
産業医科大学
非常勤
三宅 功祐 ミヤケ コウスケ
産業医科大学
非常勤
後藤 靖史 ゴトウ ヤスフミ
産業医科大学
非常勤
金海 光夫 カネウミ ミツオ
- 認定資格・所属学会
- 日本整形外科学会専門医